温存手術後の下着のお悩みと解決策を考える。
「温存手術」を受けられた方に多い下着のお悩みとしては
・合うパッドがなく左右のバランスを合わせにくい。
・傷痕にあたって痛いため、ワイヤーブラが着けられない。
・傷痕にあたって痛いため、ノンワイヤーブラが着けられない。
・放射線治療の影響で肌が敏感。
・締めつけるタイプの以前のブラに違和感を感じる。
などが挙げられます。
お悩み別に解決法を考えてみましたが、
「これはちょっと的外れじゃない?」「もっといい方法がある!」等ありましたら
どうかご教示宜しくお願いいたします。
お悩み
「合うパッドがなく左右のバランスを合わせにくい。」
解決法
① 市販のものをカットしたり縫い合わせたりして自分でパッドを作ってみる。
(パッドをブラに直接縫い付けるとずれにくい。パッドとブラにスナップボタンをつければ取り外しもできそうです。)
②「手作りパット」を「KEA工房」等で作ってもらう。
③ 『avoir アボワール』さん等のパッドを入れるポケットに工夫のあるブラを試してみる。(「試着 ※ 」必須)
④ 「くるっとパッド」等を試してみる。(「試着※」必須)
お悩み
「傷痕にあたって痛いため、ワイヤーブラが着けられない。」
「傷痕にあたって痛いため、ノンワイヤーブラが着けられない。」
(術後数ヶ月は傷が治る段階でお胸が硬くなり、痛くなってしまう事がありますが、その時期はくれぐれも無理なく着けられるものを選びましょう。)
解決法(「試着 ※ 」必須)
① 細いコード状のワイヤーが使われているブラではなく、幅広で手で全方向に曲げることができる樹脂素材のフレーム等が使われているブラを試してみる。
「ワコール SUHADA」や「トリンプ ワンダーメイク」など。
(パッドポケットがないので、左右の調節が必要な方はまた工夫が必要かもしれません。)
② 全面優しい素材にこだわったワイヤーブラやノンワイヤーブラを試してみる。
③ ワイヤーが外付けになっている「アウトサイドワイヤー」や「アウトインワイヤー(ワコール)」のものを試してみる。
④ ブラの下に1枚シルクやコットンのものを着用する。
お悩み
「放射線治療の影響で肌が敏感。」
解決法
① 綿100%やシルクなど、肌に優しい素材のものを試してみる。
②あせもなどが出る場合は吸湿速乾性の高いものを試してみる。
お悩み
「締めつけるタイプの以前のブラに違和感を感じる。」
解決法
① 縫い目のないハーフトップブラを試してみる。
「トリンプ スロギー」「ワコール ゴコチ」「グンゼ キレイラボ」「ジニエブラ」など。
② 「締めつけるタイプ」のものでも、伸縮性のある柔らかい素材の製品を試してみる。(「試着」*必須)
※「試着」について
・「私は「C70」だから」と、「C70」しか試着しないのは間違い。
アルファベットや数字にとらわれず、「B75」や「D65」などいくつか別のサイズも試してみて、より快適なサイズのものを選ぶ。
・身体を左右にひねったり、腕を上げたり下げたりしてみてずれないものを選ぶ。
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