乳がんと下着についての Q&A
Q. 乳がんになったら下着はどうすればいいの?
A.
入院時から乳がん患者さんが快適に過ごせるように作られた下着が売られています。
専用のものでなくても代用できる場合もありますので、ご自分の受けられる術式や治療法、スタイル等を考えながらお選びいただくと良いと思います。
Q. 入院中の下着はどんなものを買えばいいの?
A.
術式に関係なく、入院時には「前開きソフトブラ」を準備される方が多いです。
(入院時のみの事を考えれば「前開きのカップ付き肌着」や「前開きのカップ付きパジャマ」等でも良い場合もあるかもしれません。)
術後は腕の動きが制限されることもあり、また「放射線治療」を受けられる場合や診察時等にはやはり「前開き」のものが便利になってきます。
乳がん患者さん用に作られたものは色々と細やかな工夫がされていますが、「授乳用ブラ」等で代用される方もいらっしゃいます。
ご自分の受けられる術式や治療法、生活スタイル等を考えながらお選びいただくと良いと思います。
Q. 治療中の下着はどうすればいいの?
A.
受けられる術式や治療法、ご自身の体調等によっても変わってきますが、術後しばらくは「乳がん患者さん用に作られた下着」や「代用可能な下着」を使用することが多いです。
病院によっては下着を指定される事もありますので、事前にドクターや看護師さん等にもご確認ください。
Q. 今までの下着はもう使えないの?
A.
受けられる術式や治療法、ご自身の体調等によっても変わってきますが、術後落ちついてくれば使用可能になるものもあります。
術前術後での体重の変化や治療の副作用によって、お胸のサイズに変化が起きることもありますので、予想するのは難しいですが、とりあえずは使える可能性のあるお気に入りの下着は取っておいた方がよいかと思います。
Q. 可愛い下着はもう着けられないの?
A.
「乳がん経験者用」として作られている下着に関して言えばどうしても選択肢が限られてきますが、乳がん経験者の方がこだわって作られているものもあります。
また、受けられる術式や治療法、ご自身の体調等によっても変わってきますが、術後落ちついてくれば一般に市販されているものでも使用可能になる事もあります。
可愛い下着を諦めなくても良い方法を見つけていきましょう!
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